The beginning Of The Star(13)

 

<〇君の巻>➃


「僕には友達がいないんだ。ねえ、僕とお友達になってくれる?」 

勇気を出して、〇君は妖精に打ち明けました。

“I don’t have any friends.  Would you be my friend?”

(From “The Beginning Of The Star”)

妖精が自分と同じくらい好きでいてくれたら、どんなにうれしいだろう。

妖精が自分と同じくらい思っていてくれたら、どれほど楽しいだろう。

思いは見えないから、同じを確かめるのは難しい。

だから〇君は、一生懸命言葉で思いを伝えようとする。

だけど、〇君の思いは伝わらない。

同じだけ好きでいて欲しいのに、妖精の気持ちはどんどん、どんどん離れていく。

どうして、僕と同じだけ僕のことを好きでいてくれないの?

僕のどこが嫌い?

僕はいい子だよ。

〇君は、初めて自分の心に問いかけ、心磨きを始めていく。

悲しみや苦しみは、心磨きの始まり。

磨けば磨くほど、心はツルツルになっていき、いろんな気持ちがわかってくる。

自分の心も、相手の心も。

「また会えるよね?」

“I can see you again, right?”

〇君の心の旅がゆっくりと始まっていく。

 

The works of Ray Kamijo

 

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