筒の中から

 

金属の筒を通って

一本の草が伸びている。

真っ暗な暗闇をくぐり抜け

空をあおいで

太陽の光を浴びる。

狭い筒の中でも

その先に見える光を目指して

空を仰いでいたにちがいない。

人も生き物もゆっくりと

思いをかなえようと

大地を踏んで生きている。

 

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