日本語と英語のはざまで

自分と同じ背丈の木。

枝分かれして別々の道を目指している。

けれど、一本の木に変わりはない。

 

先日、アメリカ人の友人が

私の作品を数冊購入してくれた。

うれしいコメントと同時に

今後の執筆に必要な要素を

数多く指摘してくれた。

日本語で書いた詩や短編を

そのまま英文にすると

どこかくどさが残ってしまう。

日本語の奥ゆかしさを取り入れたくて

精一杯吟味したつもりでも

一文字の選択で

作品の流れを止めてしまうことがある。

 

来年1月からアメリカの大学で

詩や短編がテキスト教材になる。

言葉をどんなに集めても

自分に足りないものを心得ているだけに

喜びより不安の方が大きい。

そんな時、アメリカの大学教授から

尊い言葉を頂いた。

「あなたの詩に潜むnatural flow〈自然な流れ)

を英文でつむいでいきましょう。

魂の注がれる域は人と人の命をつないでいく。」

45歳の今、ようやく夢の世界に

一歩近づいた気がする。

 

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