詩集:The Flavors/異国の地で

短い言葉に込める詩の世界。

日本では短歌や俳句を含めて

多くの人たちがその奥深さに魅了されている。

私もその中の一人。

現在、アメリカ南部の私立大学・日本語学科の生徒たちが

私の詩作品を日本語で読み

独自の英訳に挑んでいる。

 

先日、印象的なメッセージを届いた。

「一人じゃないよ」の詩の一節にある

「コップにたまった悲しみを・・」を

英訳していたある生徒さんが

担当の教授に、

「センセ、コップハ、グラスデスカ、コーヒーカップデスカ?」

とたずねた。

教授はすかさず、

「著者の神上さんに聞いておきます」

そう言って、質問を持ち帰ったそう。

 

言葉を紡ぐ人もひも解く人も

いろいろな価値観とイメージを持って

作品と向き合っている。

その一つ一つに思いを込め、

自身の中で大きなイメージ力がなければ

相手の心に響かせるのは難しいだろう。

 

言葉に込める静かな思い。

遠く離れた異国の地で

ゆっくりと動き始めている。

 

 

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