Archive for 5月 2012

The Beginning Of The Star(11)

 

<△君の巻>③

 

「自分と同じような形をした生き物は、この世界にはいない」

“There’s nothing that has the same shape as mine in this world.”

(From “The Beginning Of The Star”)

いろいろな国があって、いろいろな人がいる。「ねえ、遊ぼう!」

一人、二人、三人とたくさん集まれば、たくさんのアイデアが集まる。

一人では叶わない願いも、たくさんなら叶うことがある。

一人では思いつかなかったことが、たくさんとならひらめくことがある。  

7色に輝く△の妖精が、△君に静かに言いました。

「心は他の生き物を思いやる気持ちを意味する」

“Having a heart means being considerate of others.”

同じじゃないとわかって進めば、少しだけ心が軽くなれる。

同じを求めなければ、少しだけ相手の立場になれることがある。

「そんなきれいごとなんて、チンプンカンプンだよ!!」

△君は頭を抱えて、悩み続けます。

 

The works of Ray Kamijo

 

The Beginning Of The Star(10)

 

<◇君の巻>③

 

僕は自分のつごうだけ!

Diamond only thinks about himself.

(From “The Beginning Of The Star”)

◇君は広い農園に住んでいました。

◇君は自分以外の生き物が、農園にふきこむのを許しませんでした。

でも、今日は特別でした。

7色に輝く◇型の妖精だったからです。

「よかったら、僕と一緒にいてくれる?」

“Will you stay with me if you don’t mind?”

◇君と7色の妖精のお話が始まります。

 

 The works of Ray Kamijo

 

The Beginning Of The Star(9)

 

<〇君の巻>③

〇君が7色の妖精に叫びます。

「なんだって、見た目がすべてなんだ!」

Circle only wants to look attractive.

(From “The beginning Of The Star”)

〇君は、外側が一番大切な生き物。

美しい花を見ると心が和む。

明るい色に包まれると、心が沸き立つ。

沸き立つ心から大きな喜びが生まれ、

目に見えるものから刺激をもらう。

「形は心の表れ」だけど、形にできない美しさもある。

真心や、真っ白な心は外側には見えない。

じっくり時間をかけないと、相手にはなかなか伝わらない。

時間をかけて出来上がった心の美しさは、ずっとずっと永遠に残る。

〇君は旅の果てに、内側に目を向けるようになっていく。

 

 The works of Ray Kamijo

 

The Beginning Of The Star(8)

 

<☐君の巻>

 

僕は目立ちたがり君

ヤシの木の実が大好物

誰にもやるもんか!

僕だけのものだぞ!

と、そこに7色の輝く☐の妖精が現れました。

When Square was looking around to pick up nuts,

he saw another square shining with seven colors.

(From “The Beginning Of The Star”)

☐君は一瞬で彼女が好きになりました。

「ねえ、どうしてそんなにきれいなの?」

7色の妖精は知らんふりです。

「ねえ、一緒に遊ぼう!」

あれほど、ひとり占めしていたヤシの木を

☐君は差し出します。

「ねえ、友達になってくれる?」

“Would you be my friend?”

☐君は気持ちを打ち明けます。

 

The works of Ray Kamijo 

 

The Beginning Of The Star(7)

 

 

<△君の巻>②

 

「僕たちは同じ形をしているから、一番の友達になれるよ」

 ”You and I will be best friends, because we have the same shapes.”

(From “The Beginning Of The Star”)

「形から入るだろ、何だって」

“The same appearance is essential.”
 
△君は7色△の妖精に、思いを伝えます。

でも、妖精にはわかってもらえません。

僕は、本当の気持ちを話しているのに、どうしてわかってくれないの?

僕といたら楽しいことがいっぱいあるのに。

相手に思いを伝えるのは難しい。

自分だけの世界に生きていたら、こんな思いを味わうこともなかったのに。

△君は、妖精のことが気になって、頭から離れませんでした。

「君は僕と同じ白と黒色を持っているから、僕は君の一部になるね」

“You have my white and black colors, so I’m part of you.”

君の心の旅が始まっていく。

妖精の気持ちが知りたくて、△君は初めて心の世界に目を向けていく。

 

 The works of Ray Kamijo

 

The Beginning Of The Star(6)

 

<◇君の巻>

 

何でも都合で決めつける◇君

計算が頭から離れない

相手の気持ちより、

自分に都合がよければそれでいい!

都合主義の◇君

He always thought about his own convenience.

(From “The Beginning Of The Star”)

大地をひとり占めして、

赤土に囲まれて暮していました。

そこへ、7色の◇の妖精が現れます。

「うあ、きれいだね!」

◇君は心を奪われました。

「ねえ、どこから来たの?」

“Where are you from?”

7色の妖精は答えません。

「君と友達になったら、都合がいいな!」

◇君の頭が働き始めます。

 

The works of Ray Kamijo

 

The Beginning Of The Star(5)

 

<〇君の巻>②


「僕は丸いから〇君。僕と同じ丸い形の生き物ってどこにいるんだろう??」
 
〇君が思いを寄せる場面です。
 
同じものを探す旅は果てしない。  

同じものを求める気持ちも果てしない。

〇君は、7色の丸い妖精と出会い、心踊ります。

やっと出会えた僕だけの友達。

〇君の心は弾み、胸がワクワクしました。

でも、心まで同じとはいきませんでした。

 

外側が同じでも、内側の心が通い合わなければ、「同じ」にはなれないんだ。

“Having the same form doesn’t mean having the same heart.”

(From “The Beginning Of The Star”)

「同じ」って、とっても難しい。

自分の「同じ」が人の「同じ」とほんの少し、「同じ」でないことがある。

だけど、そこからが旅の始まり。

相手の内側が「同じ」でないから、たくさん、たくさん、新しい発見がある。

たくさんの発見が、内側の心を大きく大きく、風船みたいに育ててくれる。

「僕と同じ生き物はどこにいるんだろう?」

〇君は心の中でその答えを探し続けます

 

English blog by Ray Kamijo 

The works of Ray Kamijo