辞書から学ぶ英文法

辞書から始める英文法(11)/名詞の性

 

いろいろな色が庭を飾る。

同じ緑でも彩りが異なり、

見ていて心躍る。

 

名詞の性には男性・女性・中性の3つがある。

擬人化された名詞の性(New Guide English Grammar P12)

1)

Look at my new car. Isn’t she wonderful!

(僕の新車を見て。素敵だろう!)

2)

The ship sank with all her crews on board.

(船は乗組員全員を乗せたまま沈没した。)

3)

Denmark is a kingdom in northern Europe, and its capital is Copenhagen.

(デンマークは北欧の王国で、首都はコペンハーゲンである。)

4)

I want to understand the art and music of Japan, her people, her geography, her past and present.

(日本の美術と音楽、国民、地理、歴史を理解したい。)

 

 

辞書から学ぶ英文法(10)/物質名詞の単位

 

水辺を覆う水草たち。

大きな葉の隣で

小さな葉が

寄り添うように

連なっている。

 

英語には固まりを示す語がいくつもある。

一般的な物質名詞の単位といえば、

a piece of furniture/paper/chalk/cake/advice

それ以外をまとめてみた。

 

1) a cake of soap/ice

2)a bar of soap/chocolate

3)a lump of sugar/mud

4)a head of lettuce/cabbage

5)a slice of bread/ham

6)a carton of milk/juice

7)a glass of water/milk

8)a bottle of wine/juice

9)a cup of coffee/tea

10)a pound of butter/meat

11)a gallon of gasoline/wine

 

実際に使っているのは

ほんのわずかにすぎない。

けれど、書き出してみると

一つ一つの単語が互いに調和し合い、

つながりあっていると実感できる

 

辞書から学ぶ英文法(9)/不可算名詞

テラスでひと時

 

山の空気を吸いながら

コーヒーを味わう。

一人で飲むのもいいけれど、

気の知れた人と飲めば、

格別なひと時に変わっていく。

 

英語には不可算名詞と呼ばれる

単複同形の単語がいくつか存在する。

数字の1と2の間には

大きな違いがあるように思うけれど、

学んでみると合理的にできているなあ

と感心することが多々ある。

 

1) I need someone to help me with housework.

 (誰か家事を手伝ってくれる人が必要です。)

 

2) He brought me a piece of news.

     (ニュースを一つ持ってきた。)

 

3) Let me give you some advice.

    (君に忠告させてください。)

 

4) Some of the luggage has not arrived yet.

    (まだ着いていない手荷物があります。)

 

単複同形の単語はとっても便利。

ただ、家事(housework)は

a lot of(たくさん)あるので、

感情こめて強く発音するのも

一つの手かもしれない。

 

辞書から学ぶ英文法(8)/形容詞

 

京都・金閣寺。

金色に輝くお城と

池の色が融合している。

 

美しい風景を見ると、

いろいろな形容詞が浮かんでくる。

きれい・古い・うれしい・小さい・広い・新しい・優しい・・・・

そうした形容詞の順序を

学ぶと英語に奥行きが広がる。

 

【参照*実例英文法P33】

大小→人柄→年齢→形→色→材料→出所 

 

1) a long sharp knife

長くて鋭いナイフ

2) a small round bath

小さな丸い風呂

3) blue velvet curtains

青いビロードのカーテン

4) an elegant French clock

優雅なフランスの掛け時計

5) a pale anxious girl

青ざめた心配げな少女

6)small suspicious official

 小柄な疑い深い役人

 

様々な用途を覚えるのもいいけれど、

口に出して読んでみると

自然と収まりがよくなり、

体に浸透していくことがある。

自分にピッタリな言葉に出会うと

ずっと心に残っているように。

 

辞書から学ぶ英文法(7)/固有名詞

 

固有名詞を覚えると

英会話の域が広がっていきます。

以下は20年以上前に購入した英文書の抜粋です。

今なお活用できる例文です。

【参照:A new Guide To English Grammar P8】

 

She is said to be a (=second) Marilyn Monroe.

彼女はマリリン・モンローの生まれ変わりと言われています。

 

I’ve never heard of a Mr.Clark around here.

私はこの近くでクラークさんという名前の人は聞いたことがありません。

 

He bought a Rolls Royce yesterday.

彼は昨日ロールスロイスの車を買いました。

 

The Nancy I know is a college student.

私の知っているナンシーという女の子は大学生です。

 

Shizuoka is sometimes called the California of Japan.

静岡は日本のカリフォルニアと言われることがある。

 

辞書から学ぶ英文法(6)/抽象名詞

 

英語は日本語に比べて

抽象名詞を含む慣用句が多い。

それゆえ、作品を英文に翻訳すると、

そうした文語表現が頭に浮かぶ。

多くの言い回しを描きながら、

詩や短編ストーリーを作り上げるのは

とても楽しいひと時に変わっていく。

 

前置詞+抽象名詞

1) He is a man of a great ability(=a very able man).

2) The matter is of no importance(=not important).

3) She spoke Chinese with great fluency(=very fluently).

4) The road is icy, so take care(=be careful).

5) You are at liberty (=free) to leave any time.

 

 

 

 

辞書から学ぶ英文法(5)/the+普通名詞

辞書のある暮らし

 

名詞の使い方を一つ記憶しておくと、

とっさの時に往々にして役立つ。

 

1)抽象的な【the+普通名詞】

The pen is mightier than the sword.

(ことわざ:文は武よりも強し。)

He has something of the woman in his character.

〈彼の性格はどことなく女性的。)

 

the +普通名詞の学習で一番に思い浮かぶのが、

ナイチンゲールに関する一文。

英文の中にも多くの学ぶが詰まっている。

 

She cleaned the buildings and organized the nurses, managed

to get food, blankets and medicine, and by her love and devotion,

comforted the suffering and the dying.

 

〈私流和訳)

ナイチンゲールは建物の汚れを取り除き、看護師たちを配置し、食物・毛布・薬を管理し、

さらに愛と献身によって、苦しむ人たちや瀕死の状態の人々をなぐさめた。

 

 

辞書から学ぶ英文法(4)/関係詞(2)

辞書のある暮らし

辞書にはためになるセンテンスが

ぎっしりつまっている!

英文法や用法を学び、

さらにいくつかのセンテンスを暗記すると

英会話にも使えそう。

 

1) There is something about him that pleases me.

  (彼といると楽しい)

  先行詞と関係代名詞が離れている。

2) You should listen to those who you think are honest.

      〈正直だと思う人たちの話を聞くべきだ)

 

たった一文を心に留めておくだけで

単語を変えれば、様々な用途がある。

辞書はそういう喜びを教えてくれる。

 

辞書から学ぶ英文法(3)/関係詞

辞書のある暮らし

what 〈何・こと)は何かと便利な単語。

困ったときに浮かぶのが

関係代名詞/what(こと)

What =that which

 

1)whatで始まる慣用句

*What I really need is a book that makes me positive and happy.

      〈私が本当に必要としているのは、前向きで幸せにしてくれる書物です。)

*What is done is done! (終わったことは、もういいじゃないか!)

*What has been done cannot be undone. (すんだことはすんだこと!)

 

否定的な言葉が飛び交う中で、

前向きな気持ちを維持するのは

大変なこと。

それでも、心を解き放した瞬間、

ぱっと笑顔がよみがえる。

辞書は元気の種がたくさん潜んでいる。

 

辞書から学ぶ英文法(2)/語感の法則(2)

虎の巻

 

語感の法則(2)

副詞の機能は、形容詞や動詞を修飾したり、

その適用範囲を限定して意味を明解にすることにある。

 

詩集「Road」や「星のはじまり」の日本語版を

アメリカの大学生たちと共同翻訳していると、

様々な発見や英語圏の価値観を垣間見ることができます。

 

以下のように、使う副詞によって

読み手のイメージも変わり、

どれほどの美女か想像力をかきたたせる。

言霊の威力は、人の生命力をも膨らませてくれる。

 

*She is very beautiful.(彼女はとても美しい)

*She is extremely beautiful.(彼女はものすごく美しい)

*She is breath-takingly beautiful.(彼女は息をのむほど美しい)

*She is stunningly beautiful.(彼女は気絶しそうなほど美しい)